ダイキンPFAS公害調停申請後の記者会見開催のお知らせ
ダイキンにむけた公害調停申請人は12月13日時点で650人を越え、結成総会(「ダイキン PFAS 公害調停をすすめる会」)が行われました。
これらを踏まえ、12月23日(火曜日)に、「公害紛争処理法」に基づき公害紛争処理制度として、第1次公害調停申請が行われます。
◎ダイキンPFAS公害調停申請行動
日時:2025年12月23日(火)13時半
場所:大阪府庁咲州庁舎(さきしまコスモタワー)21階 公害審査会室
◎申請後記者会見
申請が終わり次第移動し、申請内容についての記者会見を開催
(咲州庁舎タワーとは陸橋でつながっています)
申請人のみなさま、サポーターさん、メディア各位
どうぞ大勢でご参加ください!!
■関連記事(2025/12/23)
⇒ダイキンのPFAS検出問題 周辺住民が公害調停を申し立て|毎日新聞
⇒地下水のPFAS検出問題で、住民らが「ダイキン工業」に公害調停申請|産経新聞
⇒大阪府摂津市のPFAS問題、住民がダイキン相手に公害調停を申請|朝日新聞デジタル
⇒大阪府摂津市のダイキン工場周辺住民、PFAS検出で公害調停を申請|日経新聞
⇒PFAS問題で大阪 摂津などの住民グループが公害調停申請|NHK
⇒PFAS検出で住民ら803人、ダイキン工業に健康調査など求める公害調停申請…企業相手では全国初|読売新聞オンライン
ダイキンPFAS公害調停をすすめる会への
申請人のお願い
ダイキン工業淀川製作所(以下、ダイキン)では、発がん性があるPFAS(有機フッ素化合物)を製造し、PFASを含む水や大気を工場から排出してきました。
この結果、ダイキンで働く人たちやダイキン工場の周辺住民はもちろん河川流域、大気の影響を受けた人たちの健康被害が心配されています。
このような状況の中、2025年12月、ダイキンに向けて、①一切の資料の開示、②継続的な環境調査・健康調査、③住民参加の協議会による汚染対策・被害者補償の枠組みづくり、などを求める公害調停の取り組みがはじまりました。
公害調停とは、公害紛争を解決するために、双方の合意に基づき解決を図る制度です。
この間、PFASの血液検査で値の高かった方はもちろん、血液検査は受けていないが、ダイキン工業が出したPFAS汚染に対し、不安や思いがあれば誰でも申請人になれます。
8人の弁護団が結成されました。子どもたちに安全な水や空気を残すために、ぜひ申請人への申し込みをお願いします。(弁護団費用など1家族2000円の申請参加費用をお願いします)。またサポーターも募集しています。
詳しくは、各健康友の会事務局または淀協ファルマプランPFAS対策事務局・勘解由(かげゆ)(
)まで問い合わせください。
|申請について|
* PFAS(ピーファス)(有機フッ素化合物)
水や油をはじく、熱や薬品に強いなどの性質からフライパンや鍋のフッ素樹脂加工などの生活用品や泡消火剤などの工業製品に広く使われてきた。
分解されにくく蓄積しやすいため「永遠の化学物質」と呼ばれている。工業や軍事基地から排水と共に放出されたPFASは長く環境中に残り、地下水や河川水から水道水などを通じて人の体内に取り込まれ健康被害や発がん性の恐れがあり世界的に規制が強められている。