お知らせ

薬剤師の一口アドバイス

一口アドバイスTOP

 

健康食品と薬

 

 骨粗鬆症でビタミンDの薬を処方されている患者さん。特定保健用食品のカルシウムを併用。その結果、かゆみと便秘が発生。皮膚科を受診すると、老人性掻痒症とのことで、抗アレルギー剤とステロイドの軟膏が処方された。

 しばらくすると、便秘が悪化、食欲が低下あり。主治医に相談すると、血中のカルシウムが測定され、結果、基準値よりカルシウムが高い状態であったことがわかりました。

 

 このように よかれと思って特定保健用食品を摂ったがカルシウムが上がってしまい、かゆみや便秘などの有害作用が起こることがあります。特定保健用食品だから安全という訳ではなく、この他にも今飲まれている薬と飲み合わせが悪く、薬の効果が落ちることもあります。

 

 薬を飲まれている方、薬は飲んでいないけど病気を指摘されている方が、健康食品を摂ると思わぬ有害作用が起こるかもしれないので、試してみたい健康食品があれば、一度医師や薬剤師に相談してください。

 

あおぞら薬局 薬剤師 藤原 里美
(健康の友2023年5月号)

 


 

【関連記事】医療安全管理室だより

「持参薬」について病院薬剤師からのお願い-その2-