お知らせ

認知症になっても(6)

 

認知症になってもTOP

 

認知症を患った方とどう付き合うか(2)

 

 前回では、対応事例をお伝えしました。

 今回は、脳血管性認知症についてお話をさせて頂きます。これは認知症の中でも予防(発症のリスクを下げる)が出来ると考えられています。

 脳血管性認知症は、脳梗塞や出血などの脳血管障害により、脳の血流が悪くなり、神経細胞がダメージをうけることで起こると言われています。

 

 そのため、認知症の症状は、脳のダメージを受けている場所によって出方は様々です。進行の仕方も病気が発症するにつれ、段階的に進むと言われています。

 言葉が出にくくなったり、言葉の意味を理解できなくなると言われている言語障害。物事の計画を立てて、実行するのが難しくなる実行機能障害、意欲低下や不安感。脳の病気によっては、運動麻痺や、歩行障害がでることも特徴とされています。

 

 脳血管障害がおこる事で発症する認知症を予防するには、脳血管障害をおこす病気のリスクを下げる事が大切です。その病気とは、高血圧や糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病と呼ばれているものです。女性より、男性の方がこういった病気になるリスクは高いと言われています。

 

 予防方法としては、適度な運動や、ストレス管理、脱水予防、禁煙、などがあてはまります。
自分自身の健康方法などを健康友の会班会などで共有して、お互いの健康を守るための取り組みをしていきましょう。

 

 次回の記事では、「ユマニチュード」という技法に触れたいと思います。認知症ケアだけでなく、人の尊厳を守るコミュニケーション技術です。私がケアをしていて実際あった事例なども交えてお話させていただきます。

 

淀川勤労者厚生協会 介護福祉部長 江﨑 達哉

 

認知症になってもTOP

 


 

◎介護老人保健施設

 

介護老人保健施設 よどの里

 


 

◎認知症対応型小規模通所介護(デイサービス)

 

デイサービスハウス安住

 

デイサービスくつぬぎハウス

 


◎専門外来

 

のざと診療所 物忘れ外来

 

千北診療所 物忘れ外来(予約制)

 

◎認知症予防教室・講座

 

みんなDE学ぼう認知症予防教室