
「〇〇依存症」って何?
アルコール依存や麻薬の薬物依存など「〇〇依存症」という名前をよく聞くようになりました。アルコールや薬物の依存は、常に依存物質を要求するような身体になってしまい、依存物質が切れると禁断症状を起こすようなものを指します。
近年ではタバコをやめられない喫煙者もニコチン依存に分類されます。ギャンブル依存やゲーム依存、買い物依存なども問題になってきています。ギャンブルやゲームで大勝したり、山ほど買い物をした快感に依存的になってしまって、社会的問題を起こしても依存行動を止められなくなったものを指します。
依存行動を止められなくて、そのために仕事や人間関係で問題を起こしてしまったり、金銭的問題を抱えるようになってしまった状況を依存症状態といいます。
もはや本人がコントロールできない状態ですので、まずは医療機関に相談しましょう。
西淀病院 藤崎 医師