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「おせち料理」

 

 

 おせち料理の歴史

 

 おせちは、弥生時代に中国から伝わったといわれ、節といわれる季節の変わり目ごとに、豊作を感謝して神様にお供え物をした「節供」に由来しています。お供え物として作物で作った料理が、おせち料理の始まりです。
 現代のおせち料理に近づいてきたのは、終戦後で、各家庭で作られていました。
 最近は、デパートなどで購入する家庭も増えており、おせち料理を作る家庭は、昔に比べて少なくなってきました。

 

〜重箱について〜

 

一の重:

 おせち料理の上段には数の子、たたきごぼう、田作り、黒豆などの祝い肴(いわいざかな) と呼ばれる「正月らしいもの」が入ります。
二の重:

 祝膳の縁起をかついだ焼き物類や酒の肴(さかな)などが入ります。
三の重:

 お重の3段目には、海の幸や山の幸の煮物、または煮しめが入ります。
与の重:

 おせち料理の4段目にくる重箱は「四の重」ではなく「与」の字をあてて「与の重」と書きます。4段目を作ることは少ないですが、この重には一般的な珍味類やお菓子などを入れます。

 

一の重「黒豆」にチャレンジしてみよう!

 

 時間はかかるけど、とっても簡単に綺麗な黒豆煮ができます。

 

【作り方】

  1. 黒豆を水に9時間つける。
  2. 中火にかけて沸騰してきたらあくを取りながら加熱を続ける。
  3. 黒豆がやわらかくなったら、砂糖を加えて、落し蓋をしてさらに煮る。
  4. 煮詰めすぎず、豆が汁に漬かる程度になったら、火を止め、落し蓋はそのままのせておく。

【材料】

・黒豆 ・・・ 250g
・砂糖 ・・・ 250g
・醤油 ・・・ 大さじ1
・水  ・・・ 1500㏄

 

西淀病院 管理栄養士 大西 哲也